薩摩ボタンかんざし シルバー950 使用しております。長さは153mm, ボタン部は21mm 重さは16グラムです。薩摩ボタンは15mmを使っております。薩摩ボタンの柄は跳ね鯉で 運気のアップを表しています。 薩摩ボタンは裏面のヘソ(糸を通す出っ張り)を削り銀の縁で 押さえています。形は江戸時代の簪を参考に作られています。 箱は桐箱でアンティーク仕上げしております。桐箱にはSatsuma Bottonの押し印を 施したため落とし蓋にしており留め具も付いています。 大正〜昭和期のアンティークレザーで作った小袋に入れ、桐箱に入れて送付致します。 簪は中国からもたらされたものと思われます。女性が男性に愛する気持ちを伝える時に 自分の付けてるもの渡したり、男性は結婚の決意として女性に渡した様です。それが 昔日本にもたらされ、江戸期には日本では庶民の贅沢は禁止されていました。耳かき付き簪は アクセサリーとして簪を髪につける事は禁止されていたので 耳かきを付ける事で実用品として言い逃れる庶民の知恵のなごりといえるかもしれません。